存在そのものがメッセージになる

愛ある思いが、言葉を紡ぎ、人と人とをつないでいく

本当の思いの確かめ方

「本当のあなたの思いは何ですか?」

 

「本当のあなたの思いを大事にしてくださいね」

 

僕が、よく聴く言葉で、

 

同時に、今まで、自分自身にずっと聴いていた言葉でした。

 

本当の思い。

 

浮かび上がってくる思いは、移ろいやすくて、

 

時に翻弄されたり、

 

思わぬ場所に連れて行ってくれたり、

 

揺れたり、

 

楽しかったり、

 

感動したり、

 

思わぬ結末を迎えたり、

 

その度に、浮かび上がってきた思いが、

 

恐れから来ていたものだったり、

 

本当の思いを隠すためにごまかしていたものだったり、

 

動いてみたり、

 

話をしてみたり、

 

待っていたりして、

 

その思いが、本当に自分が表現したかったものなのか、

 

ずっと確認していました。

 

僕がなぜ、自分の本当の思いを知るのに時間が掛かってしまったのか?

 

それは、自分の本当の思いを表現するのが怖くて、

 

その思いを相手の反応を通して確かめていたから。

 

もっと言えば、答え合わせをしていたから。

 

それは、相手の反応を伺ったり、意見を全て聴こうとして、

相手に依存していたからです。

 

自分の本当の思いと向き合う時に出てくる相手の反応。

 

そこを見つめていくと、

 

その相手が、

 

メンターでも、

 

自分が苦手だと思っている人でも、

 

よく腹を立てる人でも、

 

自分のパワーを相手に与えていて、

 

その人の行動や言動に反応しているんです。

 

それは、自分を信頼できず

 

自己否定をしているから。

 

湧き上がってきた思いを答え合わせをすることで、

 

安心感を得ようとしていたから。

 

だから、自分の気持ちが移ろいやすいのです。

 

それが、今までの僕でした。

 

最近、感じていることを、

 

行動に移していくうちに、

 

自分が主体性を持って、

 

選択を選べるようになってきました。

 

もちろん、考え込むことも、

 

怖くなる時もあります。

 

そんな時は、大体、

 

自分ではコントロール出来ない未来を

 

想像している時でした。

 

感じたことは、動いてみる。

 

そして、結果は、自分では選べないものと知り、

 

動いたら、任せてみる。

 

そして、動く前には想像できなかった、

 

奇跡を経験したり、

 

その経験で得た思いを、

 

目の前にいる相手や、

 

別の場所にいる相手が

 

同時に受け取っていて、

 

その思いを共有したり、

 

そこから、また新しいものが生まれたりしていたら、

 

動く原動力になった思いは、

 

自分の本当の思いだったのです。

 

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