存在そのものがメッセージになる

愛ある思いが、言葉を紡ぎ、人と人とをつないでいく

お金を通して見せてくれたもの

僕が、この3年間ほど、

 

一番向き合ってきたテーマ、

 

「お金」

 

お金ほど、

 

自分の感情が生々しく、

 

出てくるものは、

 

ありませんでした。

 

2015年の6月に仕事を辞め、

 

貯金があったとはいえ、

 

日々、減っていくお金。

 

当分は、働くつもりはなかったから、

 

その思いがあるからこそ、

 

大事に使おう、無駄なことには、

 

使わない。

 

元々、会社に勤めていた時から、

 

無駄使いをしないように、

 

友達や同期と飲むこと以外は、

 

出費を抑えていました。

 

そんな僕が、収入がなくなり、

 

生活費や学びのために、

 

溜めていたお金を使う時、

 

「減っていく」

 

「無くなっていく」

 

そんな欠乏感と日々向き合う事になりました。

 

最初の半年間は、

 

学んでいた

 

「奇跡のコース」のクラスを除いて、

 

出費は抑える生活。

 

それが、大ちゃん(吉武大輔さん)と会い、

 

自分と向き合い、

 

奇跡のコースを教えてくれた

 

なっちゃん(佐川奈津子さん)のクラスに行き、

 

受け入れる

 

自分の思いを委ねて、

 

受け取ったものや来たものを、

 

何も考えず、行動する

 

ことを2016年の目標にして、

 

やり続けたこと。

 

その中でも、

 

両親との1か月間の海外旅行

 

フランスリトリートの参加。

 

この2つが、お金を使うことで、

 

僕の中にあった未完了になっていた思いに

 

気付かせてくれて、

 

その後に、かけがえない経験をさせてくれました。

 

1つは、ずっと好きだった人に思いを伝えられたこと。

 

そして、自分の思いを受け入れてくれることを

 

受け取り、

 

ずっと僕の中でわだかまっていた、

 

「分かってもらえない」

 

「本音を言ったら、相手との関係性が変わってしまう」

 

という思いを溶かしてくれました。

 

2つめは、

 

自分の中にある嫉妬心、

 

憧れの人に対する特別性、

 

そのどれも、相手の反応を気にしていて、

 

自分自身を見失っていたこと。

 

そして、

 

「自分に還る」

 

ことを教えてくれました。

 

自分に還ることは、

 

自分自身を手放すこと。

 

自我(エゴ)は、恐れを使って、

 

優しさや

 

気遣いという形で、

 

時に巧妙に、

 

愛からの行動のつもりでも、

 

自分自身を傷つけないように、

 

本音を隠したり、

 

本音を言うことが、

 

自分の思いを分かってもらうことしか

 

眼中になくなっていて、

 

相手の返事に込められた

 

自分へのメッセージ、

 

私たちは、愛されていて、

 

絶大な安心感の中に

 

包まれていたこと。

 

愛はいつも、ただそこにあり、

 

愛を自分が見失っている時に、

 

問題を作り、

 

流れを止めて滞らせ、

 

苦しくなっていたこと。

 

でも、愛があることに感謝をするために、

 

問題を使って、

 

その奥にあった愛を見ていたこと。

 

そんな経験を積み重ねていくうちに、

 

気が付いたこと。

 

それは、

 

このような経験が出来たのも、

 

お金があったから出来たこと。

 

あるお金を、無いと思い、

 

欠乏感を募らせていた時、

 

もっとも窮屈でした。

 

お金に対する知覚が

 

変わり始めた今日この頃。

 

それは、お金が愛を教えてくれたから。

 

人と繋がることで、

 

奇跡を体験させてくれたから。

 

本当に感謝です。

 

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フランスリトリートで解散するときの光景。

朝焼けの空が綺麗でした。