『奇跡』を体験して、僕が感じたこと

月曜日の午後。

自宅から見た龍の形をした雲。

夕暮れ前に出た彩雲。

この写真を撮るときも、皇居のお堀の白鳥が目の前に来たとき、光が差してきました。

自然が見せてくれるほんの一瞬の姿。

タイミングもあって、いつも立ち会えるわけではありません。

まさに、『奇跡』です。

奇跡という言葉は、

これまでたくさん聞いてきました。

(例えば、奇跡のコースとかね！)

スピリチュアルの本や、

セミナーやセッションに出ても、

『奇跡』という言葉がたくさん出てきました。

でも、心の中では、ずっと

『奇跡』って一体どんなものなんだろう⁇

と思っていました。

実は、そう思っていたのも、

『奇跡』を、

マインド(思考)でイメージしていたからです。

そもそも、

スピリチュアルな話って、

全くロジカルでないので、

説明をされたり、体験談を聴いても、

ほぼ、何を言ってるか分かりませんでした。

『とにかく、ワクワクしていると、奇跡が起こります✨✨✨』

ある本に書かれた言葉を見て、

そのとき、口を突いて出そうになったのは、

『幸せで何よりでございますね』

という言葉でした。

きっと、この本を書いてる人の両目は、

たぶん🤩🤩🤩な感じで、

💖が身体中から飛び出している人なんだろうと、

思い、

『なんか、軽いなぁー』と

冷ややかでした。

具体的に分かりやすい形で説明が聴きたい。

2年ぐらい前まで、

そう思って、本を読んだり、

セミナーや

専門の人達に話を聴きにいったりしました。

ずっとずっと頭で考えていました。

そして、頭で考えれば考えるほど、

『奇跡』が分からないままでした。

僕に、『奇跡のコース』と『祈り』を一番最初にレクチャーしてくれた

なっちゃん(佐川奈津子さん)は、

『奇跡体験をいっぱいすること』と

いつも、言っていました。

その為には、

今まで、気にも止めなかった自分の思い

感じないようにしていた自分の思いを

まずは、しっかりと感じてみることを

徹底的にしました。

そうすると、至るところに、罪悪感を持っている自分に気付いていきました。

その罪悪感を祈りに変えて、今、神様(天でも、聖霊でも、ブッダでも、お好きなもので)に

訂正をお願いして、そのまま任せる。

そのうち、

知覚が変化する、つまり、過去の思い込みが取れて、見方が変化すると、

自然と奇跡が起きる。

そして、奇跡が起きたときは、

もう心の中の訂正は、終わっている。

僕が、奇跡を頭で考えていたとき、

奇跡を『結果』とすり替えていて、

『奇跡』を起こそうとしていました。

残念ながら、意図して奇跡は起きません。

奇跡は、解釈を必要としないので、

僕たちの『コントロール』を超えて、

あれっというタイミングで起きます。

以前、雨上がりの河原を散歩をしていたとき、

この雲間から、

いきなり、夕日が差し始め、

やがて、変色し始めて、普段見られない空を満喫しました。

このときは、まだ奇跡を解釈しようとしていた時期だったので、

この夕空に出くわしたことが、

奇跡だとは、思いませんでしたが、

意図せずに、

これらのタイミングと自分が重なるものが、

『奇跡』を体験することだと思いました。

僕は、自然の中で、奇跡を体験することが多いです。

奇跡は、解釈が入ると、

起きていることにフタをしてしまう。

本当は、日々起きています。

形になると分かりやすいですが、

奇跡は起きることに意味があるのではなく、

愛に戻ったことをただ教えてくれるもの。

ただ、人は形として、見せられないと、

中々分からないから、

形として現れることもあるけれど、

形態ではなく、

そのとき、あなたが感じた

『ひとつになれて、幸せだなぁ』

などなど、

そのとき愛を戻っていることを感じること。

そうして、奇跡を体験して、

やがて、奇跡が当たり前だったことに、

気が付いていけばいいと思います。

ちなみに、1人で体験する奇跡が

2人以上になると、

『シンクロニシティ』になり、

ゆるしが進んでいくにつれて、

具現化のスピードが速まったり、

創造のエネルギーが高まり、

形になっていくことが、より速まります。

しかし、まずは、

見えるものに囚われないで、

見えるものの奥にある罪悪感をゆるして、

祈りと共に奇跡を受け取りましょう。