存在そのものがメッセージになる

愛ある思いが、言葉を紡ぎ、人と人とをつないでいく

1人1人の在り方で繋がっていく時代へ

最近、世間を賑わしている

 

マチュアボクシングを巡る問題。

 

政治の世界でも、一時、話題になった

 

『忖度』

 

組織になり、

 

ピラミッド型の

 

ヒエラルキーが作られていくと、

 

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いわゆる、

 

上に立つ人が考えていることを

 

言葉にする前に、

 

『形』にしてあげられるか。

 

心の中では、同意をしていなくても、

 

先に、上に立つ人の思いを言葉にして、

 

行動すること。

 

営業の仕事をしていたとき、

 

上司がアドバイスをしてくれました。

 

しかし、その後に

 

付け加えて言ったのは、

 

『それが、客観的に見て、正しいかどうかは、また別の問題』

 

この一言は、今でも、思い出します。

 

今年のスポーツ界を大きく揺るがした

 

日大アメフト部の

 

悪質なタックルをさせた事件。

 

正に、上司が言った一言を思い出します。

 

上に立つ人の考え、感情を

 

感じ取って、

 

言われる前に行動をする。

 

ましてや、スポーツ界は、

 

上下関係が厳しいので、

 

指導者の絶対性が強く働きます。

 

そして、意に背くことは、

 

立場がなくなる。

 

あるいは、指導者生命が絶たれる

 

可能性が増します。

 

ましてや、実績があれば、

 

特別性は

 

なお強くなります。

 

日本人は、共感性(エンパス)が強いので、

 

短期間においては、

 

特別性は有効です。

 

スポーツ界なら、

 

実績がある指導者のやり方に

 

ついていくことで、

 

なかなか勝てなかったチームが、

 

常勝チームになったり、

 

優勝の常連チームになったり

 

することは、

 

普通にあります。

 

ただ、

 

短期間で強くなるために、

 

勝つことに重きを置き過ぎて、

 

指導者の意見が絶対化してしまうと、

 

ひずみが出てしまうことがある。

 

体罰が、

 

未だに問題になるのも、

 

過去、

 

懲罰的な行為を共にさせることで、

 

成果を上げた成功体験があるからです。

 

そして、

 

権力が指導者に全て集まることで、

 

選手との間に入るコーチが、

 

指導者の意を汲むことをしてしまう。

 

そのときの、気持ちは

 

勝つことではなく、

 

怒られることへの恐れ。

 

そして、

 

プレーをする選手は、

 

レギュラーから外されたり、

 

チーム内での孤立を恐れて、

 

指示を実行せざるを得ない。

 

以前なら、

 

選手を追い込むことを通して、

 

結果を出せましたが、

 

今は、

 

気持ちを整えてあげることや、

 

(オリンピックに出場するアスリートに、メンタルアドバイザーが、結構いますね)

 

やる気にさせることで、

 

選手が自発的に行動させる

 

指導者の下で、

 

素質が開花していく。

 

プレッシャーより、リラックスさせる。

 

緊張に伴う『恐れ』を取ってあげられるか。

 

犠牲を強いて『追い込む』

 

昭和型の指導法や

 

トップダウン方式での

 

パワーが1人に集まり、

 

『忖度』しあうような

 

環境によって

 

人が幸せになる時代は、

 

もう終わっていて、

 

これからは、

 

日本人の特性である

 

『共感性(エンパシー)』を

 

自己犠牲でなく、

 

1人1人の思いが実現する道具に

 

なってほしいです。