存在そのものがメッセージになる

愛ある思いが、言葉を紡ぎ、人と人とをつないでいく

人に頼ることが調和につながる

今日は、『プライド』について書きます

 

プライドって

 

一般的には『プライドが高い』

 

いう使われ方をしています

 

そして『プライドが高い』というと

 

圧倒的に男性のイメージがあります

 

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僕が接してきた中では

 

他にも

 

競争社会を生き抜いてきた男性性が強い女性や

 

専門性を売りに

 

知識がたくさんある人達も

 

プライドが高い人が多かったです

 

『プライド』は

 

スポーツやアーティストなど

 

個人で成果を上げていく場面では

 

強みになっていきますが

 

職場やコミュニティーの場では

 

思わぬ軋轢を生むこともあります

 

僕が食品メーカーの店舗管理の仕事をしてたとき

 

各店舗の店長やリーダーが

 

『プライドが高い』人だったとき

 

同じ職場で働く人達と

 

溝が出来てしまうケースが多々ありました

 

店舗の責任者である彼らも

 

周りを考えてしていることだったり

 

売上を上げるために考えていることだったり

 

するので

 

『善意』からしていました

 

それなのに

 

職場で関わる従業員の人達

 

営業担当の人達と

 

上手くいかなくなってしまう

 

その事実が、当時の僕には、よく分かりませんでした

 

ある時期に店舗で揉め事が多発していたとき

 

面談を行うことがあり

 

『プライドの高い』店長達と

 

じっくりと話を聴いたときに

 

ある原因が見えてきました

 

それは『自分の考え』を譲れないことです

 

大抵は、店長になるまでは、周りの評価が高かった仕事の出来る人達でした

 

そして、自分のやり方を確立している人達でもありました

 

一度、確立したものが

 

人の上に立ち、指導する立場になったとき

 

店舗の従業員同士の調和を考えて

 

周りが動けるように整える環境を

 

作るのではなく

 

周りにも『自分のペース』でやることを

 

無意識に強要していました

 

自分の考えを譲れなかったり

 

周りを受け入れるスペースがなかったりして

 

分離感を強めていました

 

そして孤独であることを口にしていました

 

彼らを通して見えたのは

 

プライドが生む軋轢が

 

店舗であればお客さんを巻き込み

 

店舗に大きな利益をもたらしていく

 

周りと繋がることで生まれる強いエネルギーを

 

阻んでいたことです

 

プライドって『自分』に執着するときに出てくるものだったんです。

 

大体、プライドが出てくるときは

 

恐怖心が出てくるときや

 

変化を促される場面に遭遇して

 

『自分のやり方』を捨てて、周りの人達と調和していく機会がきたときに

 

『過去の自分のままでいた方が楽だ』という

 

自我が強烈に反応しているときです

 

プライドが高い人がいたとき

 

あるいは、

 

自分自身がプライドが高くて苦しい経験をしてしまう人は

 

調和を通して見えてくる自分の向いているもの

 

を受け入れることが怖いのかもしれません

 

僕が経験した担当店舗の店長達も

 

店舗を一緒に動かしていくために

 

周りの人達に助けを求めたり

 

頼ったりすることが出来たら

 

孤独をずっと感じながら、

 

重たい心を持ったまま

 

ひとりで仕事を抱え込むことはなかったと思います。

 

あなたの周りにいるプライドの高い人

 

あるいは、自分自身がプライドが高い人で

 

いつも孤独を感じながら仕事をしている人

 

ひとりで頑張ったほうが楽だからと思い

 

何でもひとりで頑張っている人がいたら

 

自分よりも仕事が出来なかったり

 

スピードが遅くてもいいから

 

ぜひ周りの人に頼ってみてください。